日立製作所に20年勤務、
2000年
から米国系通信会社常務執行役員の後、2008年独立しGeoCom
コンサルティング合同会社設立(日本)2009年、GeoCom
Consulting Pvt.Ltd.(India)を設立し、
現在インド、バンガロール市在住。
中小企業診断士、技術士(電気電子)
宅建主任者、電気通信主任技術者
■図でわかる! 新興国の実力 BRICsとNEXT11のすべて
インド編を執筆担当
以下にインドで法人を設立する際の大まかな流れを説明します。
会社登記のおおまかな流れは下記のWebに掲載されています。
http://india.gov.in/howdo/otherservice_details.php?service=19
JETROのサイトでは以下のように説明されています(レストランの例)
http://www.jetro.go.jp/world/asia/in/qa/03/04A-001054
会社法・会社設立関連の役所(Ministry of Corporate Affairs) は下記のサイトです。
http://www.mca.gov.in
e-Filing:http://www.mca.gov.in/Ministry/faq_efiling1.html
取締役登録番号:DINの取得方法については下記に説明されています。
http://www.mca.gov.in/Ministry/DIN_faq1.html
電子署名認証:DSCについては下記を参照してください。
http://www.mca.gov.in/Ministry/FAQ_DSC.html
法人を設立するにあたって、まず、最初に行わなければならないのは、会社名の登録です。
日本のように地域ごとに同じ会社名がなければ登録できるわけではありません。
似たような法人名は登録できませんので、最初に似たような名前がないかどうかを調査する必要があります。調査の方法はお尋ねください。
会社設立許可書が発行されても次にいろいろ手続が必要です。税金関係では会社のPANカードというものを入手しなければなりません。
このPANカードがないと銀行の法人口座が開設できません。さらに銀行の法人口座がなければ、モノの輸出入を行う際に必ず必要なIEC番号の発行申請ができません。
銀行口座開設の手続きについては各銀行によって違いますが、会社設立に必要な資料のコピーが必要です。
また、インドの場合、ほとんどの取引が小切手で行われますが、その小切手の権限者のサインを登録する必要があります。
日本にいる日本人のサインでもいいのですが、現地において頻繁に小切手を切る必要がありますので日本にいる取締役の
サインでは事業の運営上非現実的だと思います。
したがって、現地にいる人物のサインを登録しておく必要があるでしょう。。