昨日、アメリカのオバマ大統領がインドを訪問した。
26日の今日は連邦記念日のパレードを見学した。
オバマ大統領の訪印は2度目であるが、米大統領が連邦記念日の観覧は異例である。
アメリカとインドの関係は実は2000年前には冷え込んでいた。
その理由はインドが核実験を実施したからである。
2000年に私は米国大手企業のFidelityが
日本に100%投資したKVHという通信会社に転職したのであるが、
その後、KVHはインドにオペレーションをアウトソーシングするために
2006年にプロジェクトを開始した。
そのプロジェクトというのは、親会社であるFidelityはインドにすでにグルガオンとバンガロールに
拠点を設けていたが、その親会社にKVHがBPOとしてインドに運用監視を外注委託するプロジェクトであった。
その当時、面白い話を聞いたのだが、親会社であるFidelityは大ぴらにインドに拠点を設けていると
言えない事情があった。
それは、米国とインドの関係が冷え込んでいたために米国企業がどんどんインドに拠点を作っているにも関わらず、
そのことをアメリカ国内に知られたくない事情があったのだ。
ところが時代は変わった。今回、米国とインドとは核問題で合意点を見つけるようだ。
そのなんらかの合意がなされればインドとアメリカは今こそ、ざっくばらんに国同士で付き合うことになり
米国企業の進出が益々加速することになるのだ。
さて、臨場感をもたせるために
本日の生の新聞紙面を写真にとったので
下記に掲載することにしよう。