インド経済、成長局面、2ケタ成長も射程に入った。

昨日2月27日の政府発表によると来年度のインド経済の成長率が8%以上見込めることがわかった。
また、将来的には2ケタ成長も視野に入ったことが公表された。

そのため、SENSEX指標は大幅に増加し473ポイントも上昇した。

いよいよ、インド経済がテイクオフし加速、上昇局面に入ったことが統計数字からも
明確化されることになった。

 

そこで本日のTOI紙の新聞記事をダウンロードできるようにしたので参照いただきたい。

 

インドのトップスクールランキング

インドのトップスクールのランキングが本日の新聞に掲載されていた。
昨年、私が日本に連れて行った42名の学生はIIMBの学生。
そのランキングは全インドで第3位。

また、広島に連れて行った7名の学生はAIMSといって、この学校も
全インドで22位であり優秀な学校である。

その時の写真をギャラリーにアップしてあるので参照いただきたい。

また、ランキングの新聞切抜きをダウンロードできるようにしたので
見ていただければと思う。

 

インド会社法、事業開始届が不要に

インド会社法が簡素化される。

1956年法が改正され2013年法が施行されたのは昨年の4月であったが、
改正法によれば、いくつかの改正点に加え、法人設立後30日以内に事業開始届を提出し
事業開始許可書(Certificate of commencement of business operations)を取得しなければならなかった。

これはあまりにも煩雑であり、このためインドはビジネスがやりにくいという評判が立っている(というか事実)ため、
モディ政権が指示してこの手続を不要とするよう簡素化が図られることになった。

他にもいくつか簡素化されるようであり、インドで事業を行う起業家にとっては良い傾向である。

その新聞記事のクリッピングを下記からダウンロードすることができるので見ていただければと思う。

 

来週、注目のデリー選挙、BJP再度勝利か

来週は首都デリーで注目の選挙が実施される。
モディ政権が誕生してまだ1年弱であるが、BJP党首かつモディインド首相に期待が集まるなか
BJP党候補とAAP党の対立候補と拮抗している。
BJP党からの候補はKiran Bedi氏であり、インドでは最も有名な女性の一人である。
彼女は警察のトップを務めたが、BJP党の要請でデリー選挙に担ぎ上げられた。
BJPの人気からして当初はKiran Bedi氏が圧勝かとみられていたが最近の世論調査では拮抗しており
予断を許さない状況だ。

私が彼女の名前を知ったのは、下記の本をインドの知人からもらった3年前だが、
最初は、この人誰?っていう感じであった。
ああ、女性ながら警察のトップまで上り詰めたのかという程度の印象だったが、
自伝であるこの本は10万部も売れたベストセラーで、これを読んでみろと言われてもらったのだった。

今や、インドに住んでいて彼女の名前を知らないのはもぐりだといえよう。

 

BJP 001

マヒンドラRevaのCEOが解任

インドも電気自動車メーカーが存在する。
Revaという会社で20年ほど前にChetan Mainiという創業者が設立した。
彼はスタンフォード大卒であるが、インドのイーロン・マスクと言われて期待されていた。
最近、E2Oという100万円以下で買える電気自動車を開発したのだが、売れ行きが今一つパッとしなかった。

Revaは数年前に財閥系のマヒンドラに買収されたが、インド政府としては電気自動車の普及を促進したい。
そこで、Chetanを解任してフォードインディアからCEOを招聘することになった。
そのニュースが本日のEconomic Timesの一面で報道されていた。

私はChetanとは知り合いで数回直接会って話をしたことがある。日本の学生団体を工場見学につれて
電気自動車の試乗をしてもらったこともある。

 

では、そのニュースの切り抜きをダウンロードできるようにしたので興味のある人は英語であるが、
見てもらえればと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

インドの我が家の新兵器、これが4GのWiFiルータだ。

ついに、インドで4G回線を繋げることができた。

4G回線は3G回線に比べて5倍速いというのがAirtelの売り文句。
確かに早い。
最近はインドでもビデオを見る層が増えてきた。3Gの速度では話にならないのだ。

日本の場合、光回線とか、物理的に線をつながなければならないが、
インドではネットは全て無線である。インドは日本で起こった光ファイバ回線を家庭に引く段階を
飛び越えて一挙に無線の世界に入った。

かつて、NTTが銅線を光ファイバに変えるときに道路に穴を掘って敷設した。
その段階をすっ飛ばしてインドは無線で通信回線を構築しつつある。

かつて、私も通信の世界にいたのでよくわかるが、多額の設備投資が不要でありインド経済を助けることになる。
しかし、電波も有限な資源であり、電波帯域の獲得を巡ってインドでは熾烈な争いが勃発している。
インドでは電波の獲得はオークションで決まる。だから、決して電波帯域も安くはないが、この広いインド国土に
光ファイバを張り巡らせるのは得策ではない。無線ならどんな農村、山奥でも電波塔一本立てれば済むからだ。

我が家の新兵器であるルータを下記の写真でご紹介しよう。

 

それにしても、ルータは中国製であり、Huaweiという今では大企業となった企業の製品が
インドの通信を支えている。
私がまだ通信の世界にいた2005年ころはHuaweiは中国のごく小さなベンチャー企業であった。
それがこんなにも巨大な企業になるとは。
日本企業は深く深く反省したほうがよいだろう。

 

day 006

2045年の世界の衝撃とは

私が座右の書として未来への指針としている本を紹介する。

これは2045年にはコンピュータの処理能力が全人類の頭脳を上回ることによって
世界が劇的に変わることを科学的に予測した本である。

レイ・カーツワイルはアメリカでは有名であるが日本ではほとんど知られていないだろう。
最近、彼の名前がところどころの本で見かけるようにはなったが・・・。

彼は数年前にグーグルの顧問として未来プロジェクトに参画している、といえば
その世界が単なる絵物語ではないことがわかるであろう。
グーグルはその世界を確実に実現しようと歩みを進めている。

下記の写真で左は原書で、右は翻訳本であるが、翻訳本は今はもう手に入らない。
しかし、紙の書籍では手に入らないがアマゾンのKindlでは別の名前で手に入る。

 

 

2015-02-01 12.27.27